スライスが治るスイング！飛距離も伸びるシャローイングって何？

ドライバーショットでスライスや飛距離不足に悩んでいる人も多いでしょう。

そんなドライバーの悩みを一気に解決できるスイングがあるのをご存じですか？

それがシャローイングというものです。

シャローイングとは一体何なのか、またシャローイングでなぜスライスが治り飛距離も伸びるのか、見ていきましょう。

シャローイングとはダウンスイングでスイングプレーンよりもシャローにクラブが入る動き

シャローイングの動きとは、スイングを後方から見たときにスイングプレーンに対して、より浅い角度でシャフトが入ってくることを指します。

そのためバックスイングとダウンスイングでスイングプレーンが異なるのが特徴です。

シャローイングのメリットは何？

シャローイングにはどんなメリットがあるのか見てみましょう。

シャローイングを身に着けることで、スイングに様々な効果が現れます。スライスの抑制や飛距離アップなど色々な効果が期待できますよ。

シャローイングのスイングでインサイドからボールが打てる

シャローイングでボールをインサイドから打てるようになります。

ダウイスイングが開始するときに、後方から見ると飛球線方向よりもトップが左側を向いており、レイドオフの状態になっていると思います。

またクラブを寝かせるような動きをするため、ヘッドが必然的にインサイドから出てきます。そのためインパクトでは自然とインサイドからボールをひっぱたく形となるため、理想的なインサイドアウトのスイングが作りやすいメリットがあります。

インサイドから打てるとスライスが修正できる

インサイドからボールを打てるようになると、ヘッドは自然にアウト方向へ抜けていきます。

こうなるとボールにはドロー回転がかかりますので、頑固なスライス弾道を修正させられます。

スライスに悩んでいるゴルファーは少なくありませんので、シャローイングを取り入れるだけでスライスが治せるのならばメリットは非常に大きいと言えるでしょう。

スライスが矯正されることで飛距離が伸びやすくなる

ドローボールとフェードボール、それぞれを比較するとドローの方が飛距離が出ると言われています。

ましてスライス傾向の強い方ならば、そのスライスが矯正されてドローボールに変わると、飛距離を大きく伸ばせる可能性を秘めています。

シャローイングを身に着けるだけでスイングのあらゆるところに良い効果が表れてくるんです。

ヘッドが肩と肘の間を降りてくるようにスイングしよう

シャローイングの目安ですが、ダウンスイングの際にヘッドが右肩と右肘の間を通るように目指してみてください。

頑固なスライス癖がある方は、スイングを後方から見たときにヘッドが右肩よりも上を通ってきているかたが多いんです。自分にそのつもりがなくても出ているボールは嘘をつきません。

頑固なスライスに悩んでいる人はぜひチェックしてみてください。

8の字素振りドリルでシャローイングの感覚を掴め

シャローイングはトップでヘッドを背中側に小さくくるりと回すようなイメージで動かします。

その感覚をつかむために8の字に素振りをしてみると良いでしょう。

自分の体の右側で時計回りでヘッドが回るようにクラブを振ってみます。すると遠心力で８の字を描くような素振りになるはず。これでシャローイングの感覚が掴めるようになるでしょう。

ちなみに自分の体の右側で反時計回りでヘッドが回るようにクラブを振ると、これがアウトサイドインのスイングとなります。スライスの強い方はこのようなクラブの動かし方をしているのかもしれませんよ。

シャローイングをぜひマスターして、スライス撲滅、飛距離アップをぜひ目指してみてくださいね。