冬ゴルフのスコアの出し方は「フェード」をいかに打てるかがコツ！その理由とは

冬ゴルフの特徴として

など、スコアが出にくい要因が揃っています。そんな冬のゴルフではどうしてもスコアを落としがち。

しかし冬でもスコアを出していきたい！と考えるゴルファーの方、ぜひフェードを積極的に打っていきましょう。このフェードが打てるかどうかで冬ゴルフのスコアが大きく変わってくるのです。

なぜフェードを打てると冬のゴルフでスコアが出せるようになるのでしょうか。

冬ゴルフの最大の敵はミスショットを誘う薄い芝

冬ゴルフで最大の敵となるのが、薄くなってしまった芝にあります。

冬以外のシーズンでは芝は元気に青々としていますよね。それだけ芝の生育がよく、ボールが上に乗ったときに地面に生えた芝の上にボールが乗っているのです。

この状態でのショットは少々ダフったとしても、芝が地面とクラブの接触を防いでくれてミスになりにくい傾向にあります。

ただ冬の芝が薄くなってしまった状況ではどうなるでしょうか。

地面の上に薄い芝が広がり、その上にちょこんとボールが乗っているだけです。ボールの下はすぐに地面で、ほんの少しダフっただけでも地面とソールが接触して、クラブが跳ね上がったり、土に突き刺さったりしてしまいます。

そんな冬の薄い芝を攻略するためにぜひフェードボールを使っていくことをおすすめします。

その理由はフェードボールはアドレスに対してヘッドが外から内に入ってくる「アウトサイドイン」の軌道です。これは横から見たときに自然とダウンブローの度合いが強くなるスイングで、それだけアイアンショットやアプローチでもボールを上から捉えやすくなるんです。

ボールを上からとらえやすくなれば、芝がどれだけ薄くてもボールに直接コンタクトしやすくなりますのでダフりのミスが少なくなってくるでしょう。

もちろんインサイドアウトのドローボールでもヘッド軌道そのものはダウンブローにはなっているのですが、アウトサイドイン軌道の方がよりダウンに打ちやすく安心感得られやすいのです。

自信を持ってショットに望めるのは大きなアドバンテージになりますね。

冬のゴルフではダフりから大きなミスに直結してしまったケースは、誰にでも経験があるでしょう。

冬のゴルフでのミスをちょっと思い出してみてください。

2打目や3打目に薄くなってしまった芝からのショットで、ヘッドが手前に落ちてダフってボールが前に進まなかった。またはトップでボールがまったく浮かず転がっていってしまった。
アプローチでヘッドがボールの手前に落ちてバウンスが邪魔をしてボールがトップ。グリーンの外まで転がってしまった。

こんなミスショットって多いんじゃないでしょうか。

冬以外の季節ならボールの手前にヘッドが落ちたとしても、芝がある程度助けてくれる場面も少なくありません。ただ冬の場合は芝が薄くなってしまっている関係上、ミスがミスとして顕著に表れてしまうのです。

冬のゴルフでは積極的にフェードを使って、よりミスが少なくなるようにショットを組み立てていきましょう。

状況に応じてショットを使い分けられるようになると、いよいよ脱・初心者。薄い芝からのショットをマスターして冬のゴルフを自分の得意にしてみませんか？

フェードボールの打ち方は？特徴やコツも解説！