グリーンの定義は?カラーはグリーン?きちんと覚えてスマートなプレーを【ゴルフルール解説】
ボールがグリーンに乗ったらマークをしてボールを拾い上げる、基本的にはグリーン上のボールはパターで打つ。
このような当たり前のことはゴルファーならば皆さんご存じだと思います。
さて、それではボールがカラーにある場合はどうなるんでしょうか。
カラーの上ではウェッジを使っても大丈夫?カラーにあるボールをマークしても大丈夫なの?
今日はグリーンの定義や、カラーでのルールをチェックしていきたいと思います。
グリーンは芝が一番短く刈られているところ
まずグリーンとはどこを指すのか、という疑問です。
グリーンは、芝が一番短く刈られているところとされています。こちらのグリーン上にボールがあるときは、一般営業の場合はパターしか使用できませんね。
(プロの試合ではウェッジを使ってプレーしたケースもあります)
芝が一番短く刈られているところが「グリーン」だとすると、カラーはグリーンよりも少し芝が長いのですが…
カラーはグリーンではない!
厳密に言えば、グリーン面よりも1段芝が長く刈られているカラーはグリーンではありません。
グリーンをぐるりと取り囲むようにカラーが作ってありますが、こちらはあくまでグリーン外なんですね。ということはマークしてボールを拾い上げたり、ボールを拾い上げて拭いたりしてはいけないんです。
カラーにあるボールを拾い上げてしまったら…!?
もしカラーにあるボールを拾い上げてしまったらどうなるのでしょうか。
ルール上ではフェアウェイやラフにあるボールを触れることと同義となります。そのため1打罰が課されてしまいます。
グリーンから落ちそうになったけどカラーでボールが引っ掛かってくれた!
下りラインのパッティングでカップを大きくオーバーしてしまい、グリーン外へ!と思ったらカラーでかろうじて引っ掛かってくれた。
というケースもあります。
この場合はボールがグリーン面に触れているかどうかがポイントとなります。
ボールがカラーに引っ掛かっていたとしても、直ちにグリーン外となるわけではありません。ボールがグリーンに触れてさえいればグリーン上と認められますので、ボールをマークしてピックアップができるんですよ。
カラーの上にボールがあるときは基本の”あるがまま”にプレーをしよう
カラーの上にボールがあるときは、グリーン上とは認められません。そのためフェアウェイやラフなどと同様、あるがままにプレーをしてくださいね。
グリーン面を取り囲むように配置されていますし、芝も短く刈られているので勘違いしやすいポイントではありますが、ボールに触れないように注意してプレーしましょう。
ルールがあいまいになりがちなカラーですが、きちんと覚えておけばプレー中でも迷いませんね。