通称「プレ4」プレーイング4って何?ルールや適応されるポイントをチェック

ティーショットでOBを打ったときにプレーイング4と呼ばれる、前進4打というルールが存在します。

プレーイング4、略して「プレ4」と呼ばれるものですが、このプレ4の意味やルールをきちんと理解している人はどれくらいいるのでしょうか。

プレ4のルールや適応されるポイントなど、詳細をチェックしてみましょう。

プレ4とはティーショットがOBになったときに適用されるルール

プレ4はティーショットがOBになったときに適用されるルールです。

本来ティーショットでOBを打ってしまうと、

  • OBとなったショット +1
  • OBのペナルティ +1
  • 打ち直しのショット +1

というスコアのカウント方法をするため、ティーイングエリアから3打目として打ち直すのが正式なルール。

そのためプレ4はティーショットがOBになってしまって、打ち直しのショットを打ったと「仮定」して前方に設置してある地点から4打目として打つルールなんですね。

ティーショットでよくOBを打ってしまう初心者ゴルファーには実はものすごーくありがたいルールなんです。

初心者さんのスコアも縮められる可能性がありますし、さらにはプレー時間を短くできるメリットもあります。

プレ4はゼネラルルールではなくローカルルール

ちなみにプレ4は正式なゼネラルルールではなくゴルフ場ごとによって定められているローカルルールなのです。

そのため正式な試合などではプレーイング4は設定されていません。月例競技なども同様です。

またプレ4が設定されているホールもあれば、プレ4がないホールもあります。その旨が分かるようティーイングエリアに看板が設置されていたり、カートに注意書きが掲示してあるケースも。

プレ4から打つときの注意点は?

残念ながらティーショットがOBとなってしまって、プレ4から打ち直すことになってしまった場合、どのようなポイントに注意すればよいのでしょうか。

まず打ち直しとなる特設ティーには多くのゴルフ場で「黄色いティーマーカー」が採用されています。

ティーイングエリアと同様で、このティーマーカーをはみ出してボールを置いてはいけません。

またプレ4からはティーアップをしても大丈夫な点も押さえておきましょう。

例えばあまりボールが飛ばない方は、プレ4からティーアップしてドライバーを使用したっていいんです。

プレ3を採用しているゴルフ場も!?

ショートホールではプレーイング3、「プレ3」が設置されているゴルフ場も存在します。

これはティーショットがOBになってしまった場合、前に作られた特設ティーから3打目として打てるものです。1ペナと同様の処置で次が打てるのでプレ4よりちょっとお得ですね。

しかもショートホールのグリーンのすぐ脇に設置されていることも多いので、ショートホールのティーショットをOBしたとしても、プレ3から寄せワンでカップインできれば5打。ダブルボギーでなんとか踏みとどまることができるんです。

プレ4廃止のゴルフ場もある?

ゴルフルールの改定によって、OBとなった場合でも白杭のラインを越えたところから2打罰で打ち直せるようになりました。

そのため従来のプレーイング4ではなくこちらを採用しているゴルフ場もあります。

ただプレ4を引き続き採用しているゴルフ場もあれば、こちらの前進2打罰の新ルールを採用しているゴルフ場もあります。

これはカートなどに明記されているはずですので初めて訪れるゴルフ場では確認しておくようにしましょう。

初心者のうちはプレ4を上手に使って進めよう

ゴルフ初心者の内はどうしてもショットが安定せず、OBを連発してしまうケースも少なくありません。

そんなとき時短にもスコアの短縮にもなるプレ4。これを上手に使ってプレーを進めて行きましょう。

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