ハーフショットの打ち方と練習方法!初心者もベテランにもおすすめ
ゴルフスイングを調べていると、多くのレッスンプロが強くおすすめしているドリルが「ハーフショット」です。
ゴルフのスイングで大切な要素のほとんどが詰まっているハーフショット。ゴルフ初心者はスイングの上達に、ベテランもスイングの調整やさらなるレベルアップに、と色々なゴルファーにぜひおすすめしたい練習方法ですね。
このハーフショットを練習していくときに、どんな打ち方で、どんな練習方法をすればいいのか。またハーフショットを行うときに注意するべきポイントはどこなのか、ポイントごとに確認していきましょう。
ハーフショットの練習で使うクラブはショートアイアンがおすすめ
ハーフショットの練習で使うクラブは、9番アイアンやピッチングウェッジなどのショートアイアンがおすすめです。
長いクラブではそもそもショットの難易度が上がるため、スイングの基礎を作っていったり、スイングの調整を行う目的のハーフショットには不向きだからです。
短いクラブでハーフショットを繰り返していくとスイングそのもののレベルが底上げされて、ドライバーやフェアウェイウッドなどのスイングも良くなってくるでしょう。
ハーフショットの振り幅は時計の針で9時から3時
ハーフショットを行うときは、振り幅は時計の針で9時から3時にしましょう。
最初は9時から3時のスイングでは、シャフトの角度をここに合わせるようにします。簡単なようでこれが意外と難しいんです。というのも知らず知らずのうちにスイングが大きくなってしまいがちで、イメージと実際の振り幅を近づけてハーフショットの練習をしていきましょう。
インパクト周辺では両肩とグリップの三角形を意識
ハーフショットで大切なのは、両肩とグリップを結んだラインがきちんと三角形になっているかどうか。
この三角形をインパクト周辺で維持しながら、ハーフショットを行っていくのがポイントです。
インパクトで頭をしっかり残すのがハーフショットのコツ
インパクトの瞬間、頭の向きにも意識をしておきましょう。
ハーフショットでもボールの行先が気になってしまうと、ついつい頭が上がってしまいがちです。しかしボールを打つ瞬間まで頭を残すようにできると、実際のスイングでもヘッドアップが防げるようになりますので大切なポイントの1つです。
頭をしっかり残せるようになると、ミート率が大きく上がるのが実感できるはずですよ。
クラブは小文字の「y」が正解
両肩とグリップの三角形を維持するのが大切ですが、クラブの位置関係にも気を配ってみましょう。
左肩とグリップを結んだラインを延長して、「小文字の”y”」となるようにするのが正解です。ハンドファーストのインパクトを作る上で欠かせない部分なので、ぜひ意識してハーフショットを練習してみてくださいね。
ハーフショットで意識したいポイントは?
ハーフショットをするときに大切である「意識したいポイント」をまとめてみました。
ただ漠然とハーフショットをしているだけでなく、目的意識を持って練習するだけで、練習効率が大きく上がる可能性がありますのでぜひチェックしてみてくださいね。
ボールを芯できちんととらえる
ハーフショットで大切なのは、飛距離ではなくボールを芯できちんととらえることです。
練習ドリルではついつい惰性でやってしまうときもありますが、1球ずつ丁寧に芯でとらえる練習をしていきましょう。ハーフショットでも芯できちんと打てると驚くほどの飛距離が出せます。
ボールの曲がる方向を一定にする
ボールを打った後に、ボールがどちらに曲がっているのかを確認しましょう。このとき、左に曲がるのか、右に曲がるのかを、どちらか一定にしておくのが大切。
実際にラウンドへ行ったとき、ボールが曲がる「持ち球」をいかに安定して、マネジメントできるかがスコアを出すコツです。ハーフショットでも自分の持ち球の方に毎回曲がるように意識してハーフショットの練習をしましょう。
ボールの曲がる方向はヘッド軌道によって変わりますので、インサイドアウトなのかアウトサイドイン、イントゥイン、どのヘッド軌道でボールを捉えるのかイメージしておくといいでしょう。
インパクトのときフェース面を意識すると方向性がアップする
ハーフショットではフルスイングと違って、フェース面を意識しやすくなります。
インパクトでフェース面を意識しておくと、ボールの方向性が良くなってきます。狙った方向にボールを打ち出せれば、ライン出しショットもやりやすくなり、マネジメントもやりやすくなるでしょう。
ハーフショットの打ち方や注意点をチェックしてスイングのレベルアップを
ハーフショットの練習はゴルフが上達する要素がたくさん詰まっています。
そこでハーフショットの打ち方や注意点をしっかり理解して、練習をすすめていくと、スイングのレベルアップが格段に速くなってくれます。ぜひハーフショットの練習をコツコツ続けて、ベストスコアの更新を狙っていきましょう。