ミート率を上げる練習方法は?ドライバーの飛距離アップを目指せ

ドライバーの飛距離を出すために必要なのはヘッドスピードが大切な要素の1つ。しかしヘッドスピードを速くするのは一朝一夕でどうにかなるものではありません。

そこで自分の今ある体力、道具でドライバーの飛距離を伸ばすために大切なのはミート率を上げることです。このミート率はヘッドスピードに対してどれだけ効率よくボールを飛ばしているかを表す指標です。自分の持てるヘッドスピードで、より最大効率に近い飛距離が出せるように練習してみましょう。

今回はこのミート率を上げる練習方法をチェックしていきましょう。

ミート率とは?プロやアマチュアのミート率はどれくらい?

そもそもミート率の正体とは一体なんなのでしょうか。

まずミート率とは、ボール初速をヘッドスピードで割った数値です。

例えばボール初速(ボールスピード)が60m/sでヘッドスピードが42m/sだった場合はこのようになります。

60 ÷ 42 = 1.428・・・

この場合、およそ1.43がミート率であるのが分かります。

ちなみにこのミート率は限界値が1.56と言われています。プロゴルファーでも1.5前後、アマチュアゴルファーならば1.3から1.4程となるのが平均のようです。そのためヘッドスピードが出ている割に飛距離が出ていない人は、もしかしたらこのミート率が悪いのかもしれませんよ。

ミート率を上げる練習方法はスイングの安定が第一!ハーフショット

それではこのミート率、どうやったら上げて行くことができるんでしょうか。まずミート率を上げるためには、毎回ボールを同じポイントで打てるようにならないといけません。そこでヘッドの入射角や打つポイントを安定させるためにハーフショットをおすすめしたいと思います。

全力でスイングを繰り返しても安定感はなかなか身に付くものではありません。そこでスイングを安定させるためにはハーフショットをじっくり繰り返していくのが最も近道になるんです。ドライバーで方向やヘッドの入射角、インパクトの形などを揃えるのを意識してハーフショットをしてみましょう。

こすったようなあたりではボールスピードも上がりませんので、結果的にミート率も上がってきません。ボールをしっかりと押し込めるように意識してハーフショットしていきましょう。

ミート率を上げるには芯でとらえる練習を!:ティーの高さを変えて打つ

ミート率を上げる練習方法に、ティーの高さを変えて打つ練習があります。これはティーの高さが変わることで、自分が狙った位置に、バックスイングからインパクトにヘッドを戻してこれるようにする練習方法です。

体や目の調整機能を高める練習で、インパクトの精度を高めるのに一役買ってくれるでしょう。高さを変えても毎回きっちりインパクトできるようになればミート率が一気に向上するはずです。

ミート率を上げるためには「高さ」が大切!?目・腰・膝を安定させよう

ミート率を上げるためにはスイングの安定が不可欠でした。しかしこれにはスイングだけでなく、自分の体が動いてしまっているとスイングがなかなか安定しない原因になってしまうかもしれません。

そこでミート率を上げるためには目と腰、膝の高さを変えずにスイングをする練習をしましょう。アドレスの状態からボールをインパクトしてフォローに入るまでは、目と腰、膝を曲げすぎたり伸ばしたりしないようにするのがポイント。

これは素振りなどで一度高さを変えないようにイメージを作ってから実際にボールを打つ練習をしていきます。すると上体の起き上がりやヘッドアップなど、体の高さが変わってしまう動きを抑えていけるようになりますよ。

ミート率を上げて飛距離もアップさせちゃおう!

スイングスピードをアップさせて飛距離を伸ばすのってものすごく難しいんですが、ミート率ならば自分自身の努力で向上させられる可能性がありますよね。ミート率が向上すればボールをしっかりとらえられるようになりますので、飛距離の向上だけでなく、ドライバーショットの安定感にもつながってくるでしょう。

ミート率を高める練習をやって、ぜひ飛距離アップにつなげていきましょう!

関連記事