グリップ交換の時期はいつ?交換の目安と頻度をチェックしよう
ゴルフのグリップはずっと使い続けられるわけではありません。
頻繁に練習やラウンドに行く人はもちろん、実は年に数回しかゴルフに行かない、なんて人でもグリップはきちんと交換していった方が良いんです。
グリップ交換の時期はもちろん人それぞれですが、一般的には1年に1回程度を目安に交換していくと良いでしょう。
その理由やチェックポイントを確認してみましょう。
グリップ交換の時期は1年に1回!新品と比べてみるとグリップ力の違いに愕然
グリップ交換の時期はおおむね1年に1回程度を目安にしておきましょう。
またよく練習へ通う人、ラウンドに毎週行く方など消耗が激しい方はさらに寿命が短くなります。
実際に使っているグリップと新品のグリップを並べて触ってみると、現在のグリップの劣化具合が一目瞭然。
「まだまだ使える!」
と思っていても、新品のグリップはちゃんと食いつくような感触がありますが、使っているグリップは少し滑るような感覚がありませんか?
実はこの「少し」の滑りがスイングにけっこう大きな影響を与えるんです。
グリップが滑り始めると知らないうちに強くクラブを握ってしまう悪循環
実はグリップが滑り始めてくると、スイングのときには滑らないように無意識に強くグリップを握るようになります。
グリッププレッシャー、と言われるものですがこれが強すぎると弊害が出てきます。
- 手首が固まってしまい飛距離が落ちる
- スイングに力が入って方向性や正確性が悪くなる
主にこの2つ。
特に力のある男性がついつい握りすぎてしまって、このような症状が出てしまうケースも見受けられます。
グリップが滑ってしまうと正常なグリッププレッシャーの方でさえ、飛距離や正確性の面でデメリットが出てきてしまうのです。
そのため年に1回程度は、グリップを定期交換してあげましょう。
グリップの定期交換は年に1回、普段のグリップメンテナンスの頻度や方法は?
グリップの交換は年に1回程度を目安に、とお伝えしましたがそれだけでは適正なグリップ力が得られるとは限りません。
グリップは常に触れる場所なので、汗や油分を含む汚れが付着しています。そのためゴルフグリップは定期的なメンテナンスも必要になるのです。
練習やラウンドのたびに普段のメンテナンスをした方が、よりグリップを長く使用できます。
この「普段のメンテナンス」の方法は難しいものではありません。
水に濡らしたタオルでゴシゴシと拭いてあげるだけで大丈夫です。ただ水拭きするだけで、普段やってない人がメンテナンスをするとその使用感は歴然。
これはラバーやエラストマーなど、素材を問わないので毎回キチンと行ってあげましょう。
ゴルフクラブを使わなくてもグリップは交換した方がいいの?
ゴルフを楽しんでいる人といっても、楽しみ方は人それぞれ。
毎週のようにラウンドへ行き、時間が許す限り練習をしているガチ勢もいれば、年に数回しかゴルフへ行かないという方もいます。
使わなければそれだけグリップの劣化は遅いのは間違いありません。ただゴルフのグリップは使わなくても、確実に少しずつ劣化していきます。
熱や大気中のオゾンなどが原因での劣化と言われており、使わずに置いておくだけでも少しずつ少しずつ硬くなってくるのです。
そのためゴルフクラブをあまり使用しない方でもグリップ交換は行った方が良い、と言えます。
ただ使用頻度や保管方法によって交換の目安は大きく変わってきます。新品のグリップと触り比べてみて、表面が硬くなっていたり、滑りを感じたら交換するようにしましょう。
グリップ交換とメンテナンスを定期的にやっておこう
いつも使うゴルフクラブの中でも、グリップは唯一クラブに触れる部分です。
定期的なグリップ交換と使用ごとのメンテナンスをやって、快適にゴルフを楽しみましょう。
ゴルフが上手な人ほどグリップのメンテナンスに気を遣っています。グリップのチェックができるようになると、実力アップの第一歩かもしれませんね。