熱中症になったときの対処法は?冷やすべき場所はどこ?
ゴルフは季節によって、過酷な環境でプレーしなければいけないときも少なくありません。特に夏ともなれば、40度近くになる場合も。
そんなときに心配されるのが熱中症ですよね。
もしゴルフのプレー中に熱中症になってしまった場合、まずどこを冷やすのが正解なのでしょうか。
熱中症の症状は何があるの?
まず熱中症の代表的な症状を見て行きましょう。
- 頭痛
- 吐き気
- めまい
- 手足のしびれ
などが代表的な症状です。
これらの熱中症の症状が出る前にはのどの渇きも感じているはず。のどの渇きが出てきたらすぐに水分補給をするのが熱中症予防の基本です。
熱中症の症状が出たらどうする?
熱中症の症状が出たらまずやらなければいけないことがあります。
- 水分補給
- 涼しい場所へ移動する
- 安静にする
- 体温を下げる
まずはこの4つを優先的に行いましょう。
「なんだか気持ち悪いな・・・、でもまだ大丈夫」
と言って、プレーを続けるのは症状を悪化させる危険性があるためNGです。
水分を十分に摂取して、日陰などの涼しい場所へ移動して安静にしましょう。
そこで体温を下げるのですが具体的には氷のうなどで冷やすのが有効です。
熱中症になったとき氷のうで冷やす場所はどこが正解?
氷をたっぷりいれた氷のうで、冷やす場所は大きな血管が皮膚近くに出ている場所が正解です。
それは喉の両サイドの頸動脈や脇の下の腋窩動脈、足の付け根にある鼠経動脈など。
おでこやうなじの部分などに氷のうを当てると非常に気持ちいいのですが、体温を下げる効果はやや低めです。
全身を巡る血液そのものを冷やすようにすると、体温を下げやすくなりますのでおすすめですよ。
熱中症を防ぐおすすめアイテム!
ゴルフのプレー中に熱中症になってしまうと、プレー続行不可能となってしまう場合もありますので、熱中症そのものを予防するのが得策です。
マメな水分補給はもちろんのこと、夏のゴルフで熱中症にならないアイテムを紹介します。
日差しをシャットアウトするゴルフ用の傘
ゴルフでは実際にプレーする時間はごくわずかなんです。ショットやパター以外は移動中だったり、他の人のプレーを見ている時間だったり。
そんなとき常に太陽の光を浴びていては、どんどん体温が上昇していってしまいます。
そこで日差しをシャットアウトできるゴルフ用の傘を用意しましょう。
日陰を作っておくだけでも体感温度はかなり下げられるので熱中症の予防には有効です。
夏は素肌を出さず日焼け予防&熱中症対策に
昔は夏と言えば素肌を出すのが当たり前でしたが、現在では太陽の光に素肌を晒さないことが大切になってきました。
そこで夏でもひんやり涼しい涼感を得られつつ、日差しをガードできるインナーやアームカバーを使ってみてください。
汗を吸収してどんどん発散してくれるので、夏ゴルフの暑さを大きく軽減してくれますよ。
熱中症になったときはまず冷やす!でも予防も大切!
熱中症になってしまったときはまず冷やすようにするのが大切です。そのため氷のうなどを常に準備して、少しでも体温を下げるように対処できるようにしておきましょう。
もちろん自分だけでなく、メンバーの誰かが熱中症になったときにもすぐに氷のうが準備できる環境が整えば、夏のゴルフも怖くありませんね。
でもできれば熱中症になる前に予防をしておきたいのも事実です。マメな水分補給と日陰などで体を休める時間を積極的に作って、積極的に熱中症を予防していきたいですね。