プロラインとアマラインの違いは？どっちが良いの？

ゴルフにおいてパッティングはスコアを縮める大切な要素。カップを狙うパッティングでもラインによって

というものがあります。

プロラインとアマラインの違いとは？またパッティングはどちらで狙うべきなのでしょうか。

プロラインとアマラインのそれぞれの違いをチェック

それではまずパッティングにおけるプロラインとアマライン、それぞれがどう違うのか確認していきましょう。

パッティングでボールが曲がりながらカップへ向かっていき、カップの外側から向かってくるようなボールのラインをプロラインと呼びます。

パッティングをしたときボールがカップから反れるように曲がっていくボールのラインをアマラインと呼びます。

プロラインとアマライン、それぞれのラインがありますが、推奨されているのはプロラインの方です。

その理由はボールがカップに向かって曲がっていくプロラインは、傾斜やパッティングの強さによってカップインできる可能性が高くなるため。

逆にアマラインではボールが曲がれば曲がるほどどんどんカップから遠ざかっていくため、カップインの確率はゼロだからです。

グリーンオンしてワンパットで沈められる場合は良いのですが、実はなかなかワンパットで沈められるケースは多くありません。特にアマチュアゴルファーであればなおさらでしょう。

そのため「ファーストパットで寄せて2打目で入れる」という狙いでパッティングをしている人もいますよね。

そのようなケースでは、例えばプロラインでカップを狙ってショートしてしまった場合、下り傾斜のパットが残ります。逆にアマラインでカップを狙ってカップから外れた場合は、上り傾斜のパットが残ることになります。

パッティングは基本的には上りパットの方が大怪我がしにくいのはご存じの通り。ここでプロラインで狙った方が良いケースと、アマラインで上りパットを残したいケースで矛盾が生じます。

プロラインでは外したときに次のパットが打ちにくい、でもアマラインではカップインの確率が下がる。と考えたとき、パットを分けて考えてもらうのがベター。

こうすれば決めるパットでカップインの確率が高くなり、寄せるパットでは次のパットで上りのパットが残せる確率が高くなります。

あくまで決めるパットでプロラインがおすすめされていますが「どんなケースでもプロライン一択」というわけではないのです。

ゴルフはカップインまでの打数をいかに少なくするかを考えるスポーツです。「パット」としてひとくくりで考えず、どんな狙いがあってパッティングをするのか組み立てておきましょう。

おのずと狙いによってプロラインとアマライン、どちらでパッティングをした方が良いのかが見えてくるでしょう。

がむしゃらにカップインを狙うのも良いですが、ぜひ次のラウンドではプロラインとアマラインの使い分けをおすすめしたいと思います。